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カリキュラムの構成

2025年10月1日更新

カリキュラムの構成

生社プログラム

主プログラム:共通の基礎的テーマと技法の修得から卒業研究まで

人間生活学科に入学してきたみなさんは、まずは語学やリベラルアーツ科目などの基礎的な学習に力を入れつつ、生活社会科学主プログラム・生活文化学主プログラムのいずれを選択するかをじっくり考えます。
主プログラムは1年次の終わりに選択します。生活社会科学主プログラムを選択した場合、まず家族・消費者・福祉・ジェンダー論など共通の基礎的テーマを学びます。またディベートや調査、統計学など、情報の収集・分析・発信のための技法を身につけます。自分で調べ、考え、発表し、討論する、ゼミ形式の授業が数多く設けられているのが特徴です。(1年次に履修した生活社会科学主プログラムの科目合は、2年次に進級する際に、さかのぼって生活社会科学主プログラムの単位を履修したものとしてカウントされます。)
3年次になると、少人数ゼミ(演習)を選択し、卒業研究につながる自分のテーマを決めていきます。ゼミは2つまで取れるようになっています。それは、複眼思考を身につけることを重視しているからです。卒業論文は、4年間の勉強の集大成です(卒業論文はこちらをご覧ください)。 

強化プログラム:幅広い選択科目群から履修することによる関心の広がりと応用力の強化

生活社会科学主プログラムの履修に加えて、生活社会科学強化プログラムを履修することができます。
この強化プログラムでは、経済学・法学・政治学・社会学の社会科学諸領域とジェンダー研究から、多彩な科目を選択することができます。履修計画は 人それぞれ。自分の興味関心に応じてさまざまなテーマと方法論を幅広く学びながら、時間をかけてゆっくりと自分の研究テーマを絞り込んでいくことが可能です。

各科目の内容詳細は、シラバスから閲覧できます。シラバス検索画面の「年度」の項目を変えれば過去のシラバスも閲覧できます。

入学前教育に関する推奨図書

著者 書名 出版社 発行年 ISBN 本体価格
1 大沢真理 今こそ考えたい生活保障のしくみ 岩波書店(岩波ブックレット) 2010 9784002707907 ¥560
2 伊藤元重 はじめての経済学〈上〉【2と3で一揃い】 日本経済新聞社(日経文庫) 2004 978-4532110147 ¥830
3 伊藤元重 はじめての経済学〈下〉【2と3で一揃い】 日本経済新聞社(日経文庫) 2004 978-4532110154 ¥830
4 筒井淳也 結婚と家族のこれから―共働き社会の限界 光文社(光文社新書) 2016 4334039278 ¥740
5 大沢真知子 女性はなぜ活躍できないのか 東洋経済新報社 2015 492223533 ¥2,000
6 宇野重規 未来をはじめる:「人と一緒にいること」の政治学 東京大学出版会 2018 978-4130331081 ¥1,600
7 初宿正典/高橋政俊/米沢広一/棟居快行 いちばんやさしい憲法入門(第4版補訂版) 有斐閣アルマ 2014 978-4-641-22024-9 ¥1,600
8 蟻川恒正/木庭顕/樋口陽一編 憲法の土壌を培養する 日本評論社 2022 978-4-535-52539-9 ¥2,750
9 山田八千子編 法律婚って変じゃない? ― 結婚の法と哲学 信山社(信山社新書) 2024 9784797283440 ¥1,628
10 清永聡 家庭裁判所物語 日本評論社 2018 978-4-535-52374-6 ¥1,980
11 阿部彩 弱者の居場所がない社会 講談社(講談社現代新書) 2011 4062881357 ¥968
12 周司あきら/高井ゆと里 トランスジェンダー入門 集英社(集英社新書) 2023 4087212742 ¥1,056
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