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学科の紹介

2016年6月15日更新

学科の紹介

人間・環境科学科の4年間

人間・環境科学科は1学年の定員が24名、教員が9名と、比較的小規模な学科です。1年生から2年生にかけては理工系の科目をしっかり学び、基礎的な知識を身につけます。3年生の前期の午後は、週に3回、9名の教員がそれぞれの専門に関する実験実習を行い、幅広い専門分野を体験してもらいます。4年生では研究室に配属され、卒業研究を行います。4年間の簡単な流れをこちらからご覧ください。

こんなひとに向いています

人間・環境科学科では、4年間の勉学を通じて、科学技術の実践的な応用、生活関連分野のタイムリーなテーマへの取り組み、研究成果の社会での応用・評価などを学びます。そのため、身の回りの課題を理工学的なテーマとして研究してみたいひと、また、社会における科学技術のあり方に深い関心を持つひとを求めます。
 

アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)

人間は、利便性、快適性、安全性などを追求し、身の回りの環境を常に変えて来ました。食糧は豊富になり、暮らしは便利になり、病気が減り寿命も延びました。その反面、環境のあまりに大きく急速な変化に対して人間が適応できず、人類の存続にも影響する様々な問題も生じてきています。これに対して本学科では、「人間にとっての環境、環境にとっての人間」という視点に立ち、人間と環境の相互の働きかけを具体的に評価・設計・提案し、よりよい生活環境を創造するための研究と教育を行っています。加えて建築関連科目を中心に一定の基準に従い履修を行うことで、一級建築士の受験資格を得ることができます。

本学科の柱となる学問分野には、建築設計学、居住環境学、自然人類学、人体生理学、人間工学、福祉工学、環境機能材料学、環境化学、環境衛生工学などがあります。自然科学の好きな人、人間と環境にかかわる基礎的な科学を十分に学び、深く研究してみたい人、専門家として真に健康で豊かな生活を構築するために寄与したいと考えている人を、本学科は歓迎します。志願される方は、高等学校において理数系の基礎をしっかりと履修していることを望みます。具体的には、数学については数学I・II・A・Bを、理科については物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学のうち2科目以上を履修しておくことを強く望みます。また数学IIIについては履修していることを望みます。

人間・環境科学科の特徴

技術の進歩により、暮らしは便利になりました。しかし、それらが人間に与える影響は必ずしもわかっているわけではありません。環境問題や遺伝子組み換えなどの倫理的問題、そして最近では原子力利用の将来についてなど、環境と人間との間での様々な問題がメディアを通じて日々報道されています。このような問題に対して、様々な大学で環境関連学部・学科が設立されています。しかしその多くはまず技術が中心であり、もう一方の主体である人間、特にその身体についての視点はあまり顧みられてきませんでした。

本学科は、わたしたち人間と環境の問題を人間の側から見つめ直すことを基本とします。自分の経験や具体的な問題の起こっている現場から発想し、そこから研究を行うこと、これが本学科の基本的態度です。スタッフの専門分野は多岐にわたりますが、現場に即した実践的なフィールドで展開しています。例えば、高齢者の転倒予防(人間工学研究室)、タイやベトナムの水使用量実態調査(環境工学研究室)、履き心地の良いハイヒールの条件(自然人類学研究室)、新たな脱臭素材の開発(材料物性研究室)、ユビキタスコンピューティング住宅設計(建築設計研究室)などを行っています。

このような教育・研究は、多くの企業や官公庁から注目を集めています。大学での学びがそのまま企業や官公庁での課題解決に結びつくものばかりではありませんが、身の回りのできごとを分析的に観察し、理論的かつ技術的な解決方法に結びつけるという、私たちが本学科で提供する方法論の真価は、本学科の卒業生に対する高い評価に裏打ちされています。

大学卒業後の進路について 

学部教育では幅広い基礎知識を身につけることに重点を置いていますので、専門知識を深め、また専門の知識を生かした分野で活躍することを念頭に置き、大学院進学を強く推奨しています。卒業生は「生活関連分野の科学技術研究」という本学科の特徴から、生活関連民間企業、公務員など、理系分野を中心に幅広い領域で活躍しています。具体的な就職先についてはこちらをご覧下さい。また、平成25年度から本学大学院では理工系分野でイノベーションを創出するリーダー育成に特化した教育プログラムを開始しました。それらは学部の教育にも生かされています。詳しくはこちらをご覧下さい。

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