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2018年7月12日更新
本学科のカリキュラムでは、入学後の1・2年次に、徹底した自然科学系基礎教育(数学、物理、化学、生物、統計学など)を行います。人間と環境の問題の解決には定量性や客観性といった科学的な思考能力が不可欠と考えるためです。それらを踏まえ、2・3年次では専門科目について学びます。専門科目としては、人間を主な対象とする分野と環境を主な対象とする分野、及びそれらの相互関係を主な対象とする分野を扱っています。
具体的な科目としては、人間工学、水環境工学、環境材料物性、建築意匠論、建築施設計画、環境評価学、環境心理学などがあります。さらに、単に各科目を学ぶだけでなく、人類にとって必要な環境・人間間のシステムについて、具体的に評価・設計・提案を行える能力を養うことも目的としています。このような視点を有する専門性の高いジェネラリストの養成は、今まさに社会の様々な分野で求められています。