受験生のみなさんへ
 
 本学科では、科学的手法に基づいて食物学と栄養学を様々な視点から深化追求することにより、食や栄養の世界における女性リーダーの養成することをめざしています。本学科で学ぶためには、食物と栄養に興味をもっていることはもちろん、生物学、化学、物理学、英語などの十分な基礎学力が必要です。また理論とともに実験実習を重視していますので、好奇心あふれる積極的・主体的な態度で臨むことも重要です。食物を扱う研究では、おいしさを感じる人としての感性も必要です。食や栄養、健康に強い関心を持ち、学んだ成果を社会に還元しようとする意欲のある人を求めています。


 
 卒業すると栄養士の免許が取得でき、管理栄養士国家試験の受験資格が生じます。食品衛生管理者、食品衛生監視員の資格も取得できます。中学・高等学校「家庭科」の教員一種免許は取得可能です。また、卒業後は大学院への進学の道が用意されています。主な進学先は人間文化研究科博士課程前期(修士)ライフサイエンス専攻食品科学コースと栄養科学コースです。大学院生も含めた卒業生の就職先は官公庁(農林水産省、東京都、文京区など)、企業(食品会社、香料会社、家電メーカーなど)、学校関係など広い分野にわたり、研究、開発、営業など専門を生かした多彩な活躍が期待されています。

 
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佐藤 瑶子 (2015.9.10更新)