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学科の概要
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食は人間が生きていく上での基本的な営みであるだけでなく、おいしさや豊かな食生活を通して、われわれの生活にうるおいや健康を与えます。最近では、食物や食品成分の化学的研究が分子レベルまで進み、食物の生体に及ぼす様々な影響も遺伝子レベルにまで解明されてきました。また、従来の栄養学の枠を越えて、広く健康と食物との関係が見直されています。このような社会的な流れに合わせ、元の「生活環境学科食物科学講座」を、これまでのおいしさ、香り、品質といった食品を中心とする研究に加え、食物が人間に対してどのように機能するかという人間栄養学的な研究教育を充実させた、現在の「食物栄養学科」に改変しました。食物と栄養について科学的概念と実践的知識を身につけた、日本のそして世界のリーダーとなる専門家の育成を目指しています。また本学科は、平成16年度4月から管理栄養士養成施設として厚生労働省から認可されています。 |
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本学科は、“食物と人を見つめるサイエンス”をキーワードとして、食物について科学的概念と実践的知識を身につけた、食物栄養学の専門家の育成を目指しています。食に関する研究分野は、少子高齢化社会を背景に、これまで以上に人間や健康との関わりが重要になっています。このような社会的な流れに沿って、おいしさ、香り、品質といった食品を中心とする研究に加え、食物が人間に対してどのように機能するかという人間栄養学的な研究教育を充実させた食物栄養学科に改めました。具体的には、「人の視点から食物を科学的に見つめる」というこれまでの研究教育に、人間を対象とした基礎医学、病理学、さらに臨床心理、医療制度、社会福祉などの教育が加わりました。また原料、生産(加工、調理)、流通を含めて、食品の安全性についての国民のニーズはますます高くなっています。このような国民の健康に直接関わる「食」を考える上で、多数の人に食品を供給する場合を含めた食品の安全性を評価し、トータルマネジメントする能力も養います。これから「食」は健康な人間生活を維持するためにますます重要になってきます。このような新しい分野で、将来の日本の食物栄養分野の研究・教育をリードしていける人材を育てていきたいと思っています。 |
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食物栄養学科には、栄養化学、臨床栄養学、栄養教育学、応用栄養学、食品化学、食品貯蔵学、調理科学、給食経営管理学、生活習慣病学などの研究分野があり、授業には本学の生活環境研究センターの教員や保健管理センターの医師も参加しています。特に実験実習を重視しており、学生は4年次になると、全員が食物栄養学科や生活環境研究センターの各研究室で、1年間特定のテーマについて卒業研究を行います。各研究室では教官を始め、修士や博士課程の学生と共に毎日実験をしますので、人の絆が深まると同時に、基礎的、実験的な研究態度が身に付くことになります。 |
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以下の表に専門科目のカリキュラムの例を示してあります。1年次にはコア科目(一般教育科目)が多数入ります。専門科目は主に2,3年生で履修し、4年次には臨地実習などの現場の実習と卒業論文のための研究が主になります。 |
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1年次 |
2年次 |
3年次 |
4年次 |
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生化学
調理科学
基礎有機化学 |
解剖生理学
生理学
病理学
細胞生化学
臨床医学概論I, II
食品製造・保存学
食品微生物学
生活環境学
分析化学
食品化学
代謝栄養学
応用栄養学
病態栄養学
臨床栄養アセスメント学
栄養教育論I
給食管理論 |
食品機能論
食嗜好評価学
食品衛生学
ライフスタイル栄養学
ライフステージ栄養学
臨床栄養療法学
栄養行政学
栄養教育論
公衆栄養学
食事療法学
栄養カウンセリング論
給食マネジメント論 |
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演習科目 |
基礎調理学実習 |
解剖生理学実験
応用調理学実習
分析化学実験 |
食品製造・保存学実験
食品化学実験
栄養学実験
調理科学実験
応用栄養学実習
食品微生物学実験
臨床栄養アセスメント学実習
栄養カウンセリング論実習
集団給食管理実習 |
卒業論文
食物栄養管理演習
臨床栄養臨地実習
給食経営管理臨地実習
公衆栄養臨地実習 |
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食物栄養学科のTOPへ |
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佐藤 瑶子 (2015.7.17更新) |
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