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教員紹介|木下 智博 客員教授

2016年11月18日更新

専門分野

金融論、金融政策、中央銀行論

連絡先

研究室:文教育学部1号館 1階1-105室
Office hours:月・水・金 14時~16時
E-mail:kinoshita.tomohiro@ocha.ac.jp

担当科目

学部: 生活と金融、経済学通論、国際金融論、女性のキャリアと経済
大学院: 経済政策特論

プロフィール

1984年 東京大学法学部II類卒業、同年 日本銀行入行
1990年 米国ハーバード大学法科大学院修了(法律学修士)
1995年 日本銀行信用機構局 副調査役
1997年 日本銀行金融研究所 調査役
1999年 日本銀行ニューヨーク事務所 次長
2006年 日本銀行システム情報局 参事役
2008年 財団法人 金融情報システムセンター 調査部長
2010年 日本銀行 青森支店長
2012年 青森公立大学 非常勤講師
2012年 政策研究大学院大学 教授
2015年 お茶の水女子大学 非常勤講師
2016年 お茶の水女子大学 客員教授

研究

専門は「金融論」や「中央銀行論」ですが、その中でも最近の研究課題として、中央銀行による将来の経済見通しや金融政策に関する情報発信が政策効果の波及にどのように影響するかという問題や、中央銀行が金融システムの安定、すなわち安心してお金や金融サービスを利用できるような状態、を確保するために流動性を供給する「最後の貸し手」機能がどのように発揮されるべきかという問題に取り組んでいます。また、地方創生が叫ばれる現在、金融サービス産業や金融システムが地域経済の活性化のために貢献できる環境整備に役立つ具体的な提言をしたいとも考えています。

教育

どうしても、「金融論」や「経済学」と聞くと、取っ付きにくく縁遠い学問として敬遠しがちです。でも普段の暮らしは、経済活動やお金、金融の仕組みとの間で切っても切り離せない関係にあり、経済学や金融論などの学問も、身近な家計を営むために役立つ便利な「道具箱」なのです。そこで「生活と金融」や「経済学通論」の講義では、抽象的に説明される理論を、できるだけ具体的な生活の知恵として親しみ、面白味を実感してもらいながら理解できる工夫や仕掛けをしていく積もりです。

業績等

Kinoshita, T. (1990) The Federal Reserve System and the Bank of Japan: A Comparative Analysis into the Legal Aspects, Thesis Submitted to Professor Hal Scott in Satisfaction of the Written Work Requirement, Harvard Law School, May.
Kuroda, A. & Kinoshita, T. (1993) Central Banking in Japan: An Overview, Centre for Japanese Economic Studies, Macquarie University, Sydney.
前田庸, 木下智博ほか12名 (1998) 「金融取引における受認者の義務と投資家の権利」, 『金融研究』第17巻第1号, 1–110.
神田秀樹, 木下智博ほか9名 (1999) 「金融取引における公正(fairness)の概念」, 『金融研究』 第18巻第5号, 1–61.
Inui, T., Kinoshita, T., & Hara, T. (2005) “Central Banking Joins the Internet Age,” Central Banking Journal 15(3), 83–88.
木下智博, 佐藤英紀 (2009) 「電子記録債権のビジネスモデルとシステム化への取組み」, 『金融情報システム』303号, 28–47.
柳原將男, 木下智博 (2010) 「国内主要決済機関及び金融機関のISO20022対応」, 『金融情報システム』307号, 28–55.
木下智博ほか9名 (2010) 「クラウドコンピューティングの課題と展望」, 『金融情報システム』 308号, 44–78.
木下智博 「縄文けいざい問答」, 『朝日新聞』, 青森地域面, 2011年1月6日–2012年8月9日(計39本).
木下智博 (2013) 「電子記録債権と地域金融機関のビジネスモデル」, 『週刊金融財政事情』第64巻第7号, 32–35.
Kinoshita, T. (2015) “Revisiting Bank of Japan’s Policy Duration Commitment: Impact, Consequences and Challenges,” GRIPS Discussion Papers, DP14-25, March 2015,
木下智博 (2017) 「役割分担見直しを」, 『月刊 金融ジャーナル』第58巻第1号, 100–101.
木下智博 (2017以降、近刊)『中央銀行「最後の貸し手」機能の研究:金融危機の教訓を踏まえたバジョット批判と新たな発動原則』(仮題)

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