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教員紹介|石井 クンツ 昌子教授

2016年6月15日更新

石井クンツ昌子(いしい・くんつ・まさこ)教授:社会学

石井クンツ昌子教授

専門分野

家族社会学、ジェンダー社会学、社会心理学、社会学調査・統計

研究分野とテーマ

家庭内の性別役割分担、男性の家事・育児参加の国際比較、ワーク・ライフ・バランス、IT社会の親役割

連絡先

研究室:本館317号室
電話・FAX番号:03-5978-5794
E-mail:ishii.kuntz.masako@ocha.ac.jp

担当科目

学 部 家族社会学、生活調査法、生活社会調査実習、家族社会学演習
大学院 家族関係論(前期)、家族関係学演習(前期)、家庭科教育学特論(前期)、
家族論(後期)、家族論演習

教育方針

私が大学院生を指導するにあたって重要視することは第一に自分の研究領域の中で一番のエキスパートになるということです。このためには丁寧かつ適切なアドバイスをすると同時に社会学のプロフェッショナルとしての高いスタンダードを大学院生に求めています。これは次世代の家族社会学、ジェンダー研究者や関連した分野でトップとして活躍できる人材を育成することが大学教授に課された大切な仕事だと思うからです。第二にヒューマニスティックな社会学者になるということです。社会学の中には「社会学のための社会学」を求めている理論者や研究者が多く見受けられますが私はむしろ現存する様々な社会問題を解明、究明できる研究者を育てたいと思います。そのために自分の研究を単なる統計上の結果で終わらせるのではなく家族やジェンダーに関わる諸問題に取り組むという見方ができる大学院生を育てることが重要だと思います。家族社会学にせよジェンダー研究にせよ調査対象者を数値ではなく人間として理解できるヒューマニスティックな見方が必要だと思います。学部生に期待することは第一に幅広いアカデミック経験をしてそして家族社会学の基礎になりうる色々な文献を読み理解するように努力することです。第二に家族社会学の分野での研究課題を選択してその調査にエネルギッシュに取り組む姿勢です。大学は「考えることを学ぶ」場所だと思います。そういう機会を学生に与えられるように努力しています。

プロフィール

  • ワシントン州立大学社会学部卒業(学士号取得)
  • ワシントン州立大学社会学部修士号取得
  • ワシントン州立大学社会学部博士号取得
  • カリフォルニア大学リバーサイド校社会学部准教授
  • カリフォルニア大学リバーサイド校社会学部助教授
  • カリフォルニア大学東京スタディセンター所長
  • 国際基督教大学非常勤講師
  • 東京都立大学客員研究教授
  • 明治学院大学招聘教授
  • 三重大学集中講義講師
  • 大阪府立大学集中講義講師
  • お茶の水女子大学大学院非常勤講師
  • お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科教授
  • 東京大学教養学部非常勤講師
  • お茶の水女子大学 研究教育評議員(国際交流担当)
  • お茶の水女子大学 グローバル協力センター長
  • 青山学院大学 客員研究員
  • お茶の水女子大学 グローバル人材育成推進センター 副センター長
  • お茶の水女子大学 ジェンダー研究所 所長

主な研究実績

1994年 Ishii-Kuntz, Masako. “Paternal Involvement and Perception toward Fathers' Roles: A Comparison between Japan and the United States” Journal of Family Issues, 15(1):30-48.
1994年 Ishii-Kuntz, Masako. Ordinal Log-Linear Models. Newbury Park, CA: Sage.
1994年 Ishii-Kuntz, Masako. “Japanese Fathers: Work Demands and Family Roles.” in Jane C. Hood (Ed.), Men, Work and Family. Newbury Park, CA: Sage. Pp.45-67.
1996年 Ishii-Kuntz, Masako. “A Perspective on Changes in Men’s Work and Fatherhood in Japan.” Asian Cultural Studies, 22(1): 91-107.
1997年 Ishii-Kuntz, Masako. “Intergenerational Relationships among Chinese, Japanese and Korean Americans.” Family Relations, 46(1): 23-32.
1997年 石井クンツ昌子「現代アメリカのジェンダーと家族研究:結婚、家事労働、母親と父親の役割についての考察」社会関係研究 3(1): 105-127.
1998年 石井クンツ昌子「米国における父親研究の動向」家族社会学研究 10: 135-141.
1998年 石井クンツ昌子「米国におけるデータシェアについて」統計 8: 25-28.
1998年 石井クンツ昌子「家族研究における調査・分析法:有効なアプローチと統計的問題について」家計経済研究 40: 11-19.
1999年 Ishii-Kuntz, Masako. “Children’s Affection toward Fathers: A Comparison between Japan and the United States.” International Journal of Japanese Sociology, 8: 35-49.
2002年 石井クンツ昌子「ノルウェーのパパクオータ制度」こころの科学 103: 95-101.
2003年 Ishii-Kuntz, Masako, and Alexandra Maryanski. “Conjugal Roles and Social Networks in Japanese Families.” Journal of Family Issues, 24(3), 352-380.
2003年 Ishii-Kuntz, Masako. “Balancing Fatherhood and Work: Emergence of Diverse Masculinities in Contemporary Japan.” in James Roberson and Nobue Suzuki (Eds.), Men and Masculinities in Japan. Routridge. Pp. 198-216.
2004年 Ishii-Kuntz, Masako. “Fathers’ Involvement and School-Aged Children’s Sociability: A Comparison between Japan and the United States” Japanese Journal of Family Sociology. 16(1), 83-93.
2004年 Ishii-Kuntz, Masako, Katsuko Makino, Kuniko Kato, and Michiko Tsuchiya. “Japanese Fathers of Preschoolers and Their Involvement in Child Care.” Journal of Marriage and Family. 66(3), 779-791.
2004年 Ishii-Kuntz, Masako. “Racial and Ethnic Diversity in Marriage: Asian American Perspective.” in Paul Amato and Nancy Gonzalez (Eds.), Vision 2004: What is the Future of Marriage? Minneapolis, MN: National Council on Family Relations. Pp. 37-41.
2004年 石井クンツ昌子 「共働き家庭における男性の育児参加」渡辺秀樹、稲葉昭英、嶋崎直子(編)現代家族の構造と変容:全国家族調査(NFRJ98)による計量分析、東京大学出版会 Pp. 201-214.
2004年 Ishii-Kuntz, Masako. “Asian American Families: Diverse History, Contemporary Trends, and the Future.” in Marilyn Coleman and Larry Ganong (Eds.), Handbook of Contemporary Families: Considering the Past, Contemplating the Future. Newbury Park, CA: Sage. Pp. 369-384.
2004年 Ishii-Kuntz, Masako. “Methodological Considerations in the Study of Families of Color.” In Alan Acock, Katherine Allen, Vern Bengston, David Klein and Peggye Dilworth-Anderson (Eds.), Sourcebook of Family Theory and Research. Newbury Park, CA: Sage.
2005年 Ishii-Kuntz, Masako. "Methodological Considerations in the Study of Families of Color." In Alan Acock, Katherine Allen, Vern Bengston, David Klein and Peggye Dilworth-Anderson (Eds.), Sourcebook of Famiy Theory and Research. Newbury Park, CA: Sage.
2006年 Ishii-Kuntz, Masako. "Child Caring Fathers in Japan and the U.S.A." Annual Report of the Institute for International Studies. 9, 125-136.
2006年 Ishii-Kuntz, Masako. "Asian American Families: Coping with Economic Hardship."『生活社会科学研究』13, 37-47.
2007年 Ishii-Kuntz, Masako. "Motherhood." Encyclopedia of Sex and Gender, Macmillan.
2007年 石井クンツ昌子「父親研究をめぐる国際シンポジウム:LaRossa氏を囲んで」家族社会学研究
2007年 石井クンツ昌子「ワーク・ファミリー(ライフ)・バランス:日米の研究から」家族関係学(家族関係セミナー)第26号、29–42頁
2007年 石井クンツ昌子「日本における家族社会学研究の国際化に向けて〜研究論文を英語で発表するために〜」家族社会学研究、第18巻第3号、42–54頁
2007年 石井クンツ昌子「父親と青少年期の子どもの発達:父親は子どもの社会性にどのような影響を与えているのか」 耳塚寛明・牧野カツコ(編)
『閉ざされた大人への道–学力とトランジションの危機』 金子書房、125–142頁
2008年 Ishii-Kuntz, Masako. "Asian American Families." Encyclopedia of Human Relationships, Sage.
2008年 石井クンツ昌子「日本の社会・人口動態的変化と家庭内性別役割分担の関係」日伊女性会議報告書
2009年 石井クンツ昌子「父親の役割と子育て参加–その現状と規定要因、家族への影響について」季刊家計経済研究
2009年 石井クンツ昌子「カリフォルニア大学のFDモデルと実施状況の調査」国際規格によるFD戦略、お茶の水女子大
2009年 Ishii-Kuntz, Masako (Ed.). Asian American Families, Journal of Family Issues. Special Issue, March.
2009年 Ishii-Kuntz, Masako. “Working-Class Fatherhood and Masculinities in Contemporary Japan.” In Sally Lloyd, April Few and Katherine Allen (Eds.), Handbook of Feminist Family Studies, Sage. Pp.192-204.
2009年 石井クンツ昌子「国連エキスパートグループミーティングに参加して:家庭内外における男女間の平等な責任分担への提言」『家族社会学研究』第21巻第1号、Pp.102-109.
2009年 石井クンツ昌子(編)『IT社会における育児期のインフォーマルネットワークと世代関係:日米比較から』平成19〜20年度科学研究費補助金基盤研究報告書
2010年 石井クンツ昌子「アメリカ社会から見た現代日本の婚活」山田昌弘(編)『「婚活」現象の社会学』東洋経済新報社、Pp.187-224.
2010年 石井クンツ昌子『社会科学系のための英語研究論文の書き方–執筆から発表・投稿までの基礎知識』ミネルヴァ書房
2010年 石井クンツ昌子「ノルウェーとスェーデンの育児休業制度」家庭教育国際比較調査研究会著、『世界の家族と子育て』ミネルヴァ書房、Pp.203-207.
2011年 石井クンツ昌子「社会学研究の国際化戦略と方法:能動的な国際化とは」社会学系コンソーシアム
2011年 石井クンツ昌子「米国の家族と社会学研究〜変容、現状、多様性」『家族社会学研究』23(2)、186-195.
2012年 石井クンツ昌子、宮本みちこ「経済不況と少子高齢社会の中の家族戦略」『家族社会学研究』
2012年 Ishii-Kuntz, Masako. “Work Environment and Japanese Fathers’ Involvement in Child Care” Journal of Family Issues.
2013年 石井クンツ昌子(編)『情報社会における育児期の親のIT利用と家族関係:日米比較から』 平成22〜24年度科学研究費補助金基盤研究報告書
2013年 石井クンツ昌子「グローバル化するアジアの女性のキャリア形成と大学の役割」Peace & Culture.
2013年 石井クンツ昌子『「育メン」現象の社会学:育児・子育て参加への希望を叶えるために』ミネルヴァ書房
2014年 石井クンツ昌子「日本における性別役割分業ー女性力と「育メン」現象の関係」Peace & Culture.
2014年 石井クンツ昌子 「男性が「父親」になるためには何が必要か」『助産雑誌』68、Pp. 768-773.
2014年 石井クンツ昌子・岡村利恵・北村義孝 「着ぐるみキャラクター活用の父子・母 子関わりへの影響」『生活社会科学研究』21、Pp.41-49.
2014年 Ishii-Kuntz, M., Ikeoka, Y., Tabuchi, R., Nakazato, H. “Following Changes and Consistency of Japanese Families: Message to the World Sociologists from the Japan Society of Family Sociology.” Messages to World from Japanese Sociologists and Social Welfare Researchers. K. Shoji (Ed.), Japan Consortium for Sociological Societies.
2015年 Ishii-Kuntz, Masako. “Fatherhood in Asian Contexts.” In S. Quah (Ed.), Handbook of Families in Asia, Routledge.
2015年 Ishii-Kuntz, Masako. “Japanese Immigrant Families.” In M. Coleman & L. Ganong, (Eds.), Encyclopedia of American Family History, Sage Publications.
2015年 牧野カツコ・石井クンツ昌子 「母親と父親」平木典子・柏木惠子(編)『日本の親子』 金子書房 Pp.21-44.
2016年 石井クンツ昌子「はじめに」石井クンツ昌子(監修)坂本有芳(編者)『キャリアデザインと子育て-首都圏女性の調査から』お茶の水ブックレット お茶の水学術事業会 Pp.4-5.
2016年 Kumagai, Fumie and Ishii-Kuntz, Masako (Eds.) Family Violence in Japan: A Life-Course Perspective. Springer.
2016年 Ishii-Kuntz, Masako. “Child Abuse: The History and Current State in Japanese Context” In F. Kumagai and M. Ishii-Kuntz, Family Violence in Japan: A Life-Course Perspective. Springer. Pp. 49-78
2016年 Sasaki, Takayo and Ishii-Kuntz, Masako. “Intimate Partner Violence: Domestic Violence from Japanese Perspectives” In F. Kumagai and M. Ishii-Kuntz, Family Violence in Japan: A Life-Course Perspective. Springer. Pp. 79-101.
2016年 石井クンツ昌子(編)『男性の育児参加を促進する要因-育児休業取得者へのヒアリングから見えてくること』一般財団法人 第一生命財団 
In progress Ji Young Kim, Masako Ishii-Kuntz and Suping Huang. “Changes in Population  Structure and Single-Person Households.” In Hope and Despair in Three East Asian Cities: Generations and Classes in Shanghai, Seoul, and Tokyo. Institute for Social Development and Policy Research, Seoul National University.
In progress 石井クンツ昌子「育メン」とは何か 〜父親の育児参加の意味を探る〜 小崎恭弘、松本しのぶ、田辺昌吾(編)『父親の子育てを支援する』(別冊発達)ミネルヴァ書房
In progress 石井クンツ昌子 「家族」松本悠子(編)『アメリカ文化事典』丸善
In progress Ishii-Kuntz, Masako. “Raising Children in Contemporary Japan.”  In P. Heinrich and C. Galan (Eds.). Being Young in Ageing Japan. Routledge.

学会・社会的活動

  • 米国太平洋地域社会学会プログラム委員長
  • 米国家族関係学会(NCFR)計画委員
  • 米国社会学会ラウンドテーブルセッション選考委員長
  • 米国太平洋地域社会学会メンバーシップ委員
  • 国連国際家族年シンポジウム企画委員
  • 米国家族関係学会Journal of Family Issues編集委員
  • GRE統計部門選考審査委員
  • 米国歴史学学会Historical Methods編集委員
  • 米国社会学会選抜委員
  • 米国太平洋地域社会学会理事
  • 米国家族関係学会出版委員会委員
  • 米国社会学会家族社会学選抜委員長
  • 米国家族関係学会マーケティング委員
  • 米国家族関係学会Family Relations編集委員
  • 米国太平洋地域社会学会Sociological Perspectives編集委員
  • 米国家族関係学会Journal of Marriage and Family編集委員
  • 国際社会学会家族研究大会運営委員
  • 日本家族社会学会「家族社会研究」編集専門員
  • 日本家族社会学会理事
  • 日本家族社会学会研究活動委員
  • 日本家族社会学会研究活動委員長
  • 男性研究学会Fathering編集委員
  • カリフォルニアポリテック大学社会学部審査委員長
  • 日本家族社会学会大会コメンテーター
  • 米国家族関係学会シンポジウム選考委員
  • ロマリンダ大学看護学部顧問
  • コロンビア大学 HIV/AIDS研究顧問
  • 国連国際家族年10周年記念パネリスト
  • 国連エキスパートグループ会議メンバー
  • 英国BBCラジオ・テレビ放送コメンテーター
  • NHK World, Japan Unlocked コメンテーター
  • 内閣府男女共同参画会議専門委員
  • 内閣府男女共同参画会議 基本問題・影響調査専門調査会委員
  • 日本学術会議 連携会員
  • 全米家族関係学会Jan Trost賞受賞
  • 明治学院大学外部評価委員
  • 福井県男女共同参画審議会会長
  • 文部科学省、平成26・27年度官民協働海外留学支援制度〜トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム〜審査委員
  • 内閣府男女共同参画局 ワーク・ライフ・バランスフォローアップ調査研究員
  • 福井県みらいきらりプログラム講師
  • 鎌倉市議会講師
  • 葛飾区区民大学講師
  • 第一生命コミュニティ誌編集委員
  • 神奈川県女性センター講師
  • 文京区男女共同参画委員会講師
  • あいち男女共同参画 講師
  • ソニーライフアカデミー講師
  • 日本家政学会家族関係部会役員
  • 日本家族社会学会選挙管理委員長
  • 日本社会学会理事
  • 日本社会学会 国際発信強化のための特別委員会
  • 日本社会学会 社会学教育委員会副委員長
  • University of California, San Diego, Special lecturer
  • 広島大学ライティングセンターセミナー講師
  • 世界家政学会基調講演
  • 韓国家庭教育学会基調講演
  • 浩志会講師
  • ファザーリングジャパン講演
  • 日仏会館講師
  • ソウル国立大学校基調講演
  • 福井県坂井市職員庁内研修講師
  • 静岡県家庭科教育研究会講師
  • 東京都世田谷区政策研究所シンポジウム講演
  • 実践女子大学・ベネッセ講演
  • 大阪大学ライティングセンター講師
  • 千葉県松戸市教育委員会講師
  • 日本学術会議社会学委員会社会統計調査アーカイヴ分科会副委員長
  • 日本家族社会学会 会長
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