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2015年度シンポジウム

2022年6月1日更新

(詳細は『生活社会科学研究』22号参照)

2015年6月20日(土曜日)

2015(平成27)年度生活社会科学研究会シンポジウムは、生活社会科学講座の卒業生である清板智子氏(生社8期、株式会社インテージ)、稲舘史子氏(生社12期、日本銀行)をお招きし、「生活社会科学講座の先輩大いに語る…卒業生からのメッセージ」と題して、行われました。

最初に両氏から、それぞれ、マーケティング・調査及びシステム設計、経済統計の仕事について、現場の第一線における経験に即した具体的なお話をして頂きました。続けて、両氏から、自らの学生時代に触れながら、後輩に対して、メッセージが送られました。大学における学問に加えて、部活動、インターンシップ、職業体験等の課外活動の重要性が強調され、皆、真剣に聞き入っていました。講演後の聴衆との質疑応答も活発に行われ、シンポジウムは閉幕しました。

シンポジウムの後は、アットホームな雰囲気で、花経会(かけいかい、家庭経営学科、生活社会科学講座の卒業生で構成されるOG会)の共催による茶話会が開催されました。卒業生は旧交を温め、現役の学生、教員も交えて、親交を深めることができました。

参加者の感想より(一部抜粋)
  • 就職活動を考える際に、大学での学びとは異なるところで考える傾向がありましたが、興味を持つきっかけはどこにあるか分からず、今ある日常の中で少しずつ将来について考えて準備することが重要なのではないかと感じました。
  • お二方のお話を伺って、まだまだ学びが浅いと感じ、未知の分野や領域が多く存在することを気づかされたので、わからないからと扉を閉じてしまうのではなく、視野を広げて様々なことに挑戦していきたいです。
  • 仕事も根本にあるのは「人」だというのがとても新鮮でした。
  • 学ぶことはエンドレス…納得しました。
  • 今の学生生活で、もっといろんなことや人に触れたりすることは、とても大切だと感じたので、自分から積極的にやっていこうと思います。大学2年になって少したるんでいる自分に、もっと頑張ろうと思えるいい機会となりました。
  • 生社の先輩方のお話をきくことで、生社だけでなくお茶大全体の伝統を感じることができ、受け継がれてきた研究姿勢を、自分もまっとうしなければならないと思いました。
  • プロ、専門家という言葉がお二方から出て、仕事をするということはどんなことでも極めれば実を結ぶのかなと思いました。信用されて、この人にならまかせられると思われたらプロと言えるのかなと感じました。
  • 同じ講座出身者の活躍をきくことは、勿論自分自身の将来を考えることだが、それ以上に自分の今を考える、分析する契機となり、有意義な時間であった。 

文責:大森正博

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