ページの本文です。

篁倫子(たかむらともこ)教授

2016年6月14日更新

教員紹介

 篁倫子(たかむらともこ)教授

専門領域

臨床心理学、発達臨床心理学、特別支援教育

担当科目

学部

発達臨床診断法、発達臨床心理学、学校関係研究演習、心理臨床実習 等

大学院

発達臨床心理学特論、臨床心理査定演習、臨床心理実習 等

研究テーマ

1)LD、ADHD、高機能自閉症等の子どものアセスメントと心理・教育的支援

近年、特別な支援を要する児童生徒として、通常の学校においても彼らへの支援が行われ始めた。支援を始めるには適切な心理教育的アセスメントが必要である。そこで教育、心理、医療などの専門家と保護者との連携に下で実施される有効なアセスメントと指導・支援を検討する。これらの視点で極低出生体重児の長期追跡調査を継続中。

2)養育環境と子どものQOLが行動発達に及ぼす影響

本研究はグローバルCOE(格差センシティヴな人間発達科学の創成)の一環として進めている。子どものQOLおよび心理行動発達に与える親のQOL・養育態度・社会経済的因子における差、および保健・医療・教育・福祉の差を明らかにし、発達の阻害因子あるいは促進因子を、養育・地域・国の格差の視点から検討する。

3)発達障害児を育てる親のメンタルヘルスと支援リソースに関する研究

親の会や療育、公的支援などの支援リソースの実態を明らかにし、それぞれのリソースが親にとってどのような意味を持ち、メンタルヘルスの維持・向上にどのような役割を果たしているかを臨床心理学的視点から検討する。

主な業績(2006〜2008)

著書

  • 篁 倫子:2章‐発達と障害、臨床心理学用語事典、オーム社、東京、pp45-82,2008
  • 上野一彦、篁 倫子、海津亜希子:LDI-R-LD判断のための調査票-,東京,日本文化科学社、2008
  • 篁 倫子:学校で活かせるアセスメント(編著)、明治図書、東京, 2007
  • 篁 倫子:第3章 発達障害の理解と対応、伊藤亜矢子(編著)、学校臨床心理学、北樹出版、pp38-47, 2007
  • 篁 倫子(2007)発達障害と特別支援教育-心理臨床家に期待されること-、村山正治(編)学校臨床のヒント、金剛出版、pp206‐208

論文

  • 篁 倫子:支援に生かすアセスメント、LD研究、17(3)2-9、2008
  • 篁 倫子:アセスメントの活用と教科指導の工夫、特別支援教育の実践情報、123:14-17,2008
  • 篁 倫子:特別支援教育と心理臨床,お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要、8:52‐58,2006
  • Kono, Y., Mishina, J., Takamura, T. et.al.:Impact of being small-for-gestational age on survival and long-term outcome of extremely premature infants born at 23-27 weeks’ gestation. J. of Perinatal Med. 35:447-454
  • 篁 倫子:LD、ADHD、高機能自閉症の子どもの生きにくさ、育療34:10‐12, 2006

将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性

  • 大学病院小児科での小児・思春期の発達的・心理的問題全般の臨床
  • 低出生体重児の長期フォローアップ
  • 特別支援教育にかかる専門家チーム

修士論文テーマ(2006年〜2008年度生)

  • 思春期を迎えた発達障害のある子どもの対人関係と自己理解―本人の視点を中心に―
  • 極低出生体重児の母親の「育児感」に影響を及ぼす要因の検討
  • 広汎性発達障害の子どもを育てる母親の心理的困難-高機能自閉症およびアスペルガー症候群に焦点をあてて-
  • ADHDのある子どもをもつ母親の子育ての困難と支援のあり方についての検討-
  • 精神科デイケアにおける回復支援について-デイケアスタッフの視点を通しての回復
  • 中年期女性の心的葛藤と自己変容の心理過程に関する質的研究-閉経、子の巣立ち、夫婦関係の見直し、抑うつ体系を経て-
  • 発達障害のある児童に対する英会話を用いたコミュニケーション能力向上への支援
  • 自閉症傾向をもつ大学生の孤独感に関する研究-アレキシサイミア・内省との関連から-
  • 発達障害のある子どもの親の会に参加する母親の心理的変容プロセスについて
  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • facebook
  • twitter