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柴坂寿子(しばさかひさこ)教授

2016年6月22日更新

教員紹介

先生教室
柴坂寿子(しばさかひさこ)教授

専門分野

子ども行動学(child ethology)

研究テーマ

幼稚園・保育園における仲間文化・仲間関係・仲間間コミュニケーション

主な担当科目

【 学部 】

発達社会文化論、発達臨床観察法、発達臨床基礎演習 II

【 大学院 】

[前期課程] 子ども行動学特論、同演習、子ども行動観察法特論、同演習

[後期課程] 比較行動発達論、同演習


【 研究・教育 】

日常生活の現場で子どもの行動をじっくり観察し、そこから研究課題を見出し、子どもにとっての行動の意味を、子どもの視点から分析・考察していくという、フィールドワーク、ボトムアップの研究を大事にしている。

私自身は、主に幼稚園をフィールドに、入園から卒園まで子どもたちを縦断的に観察し、仲間文化・仲間関係・仲間間コミュニケーションとその変化について、子どもの視点から考えていこうとしている。

学生・院生の方達には、現場での観察・問題発見・分析・考察といった過程に我慢強くそして楽しみながら取り組み、おとなであれ、子どもであれ、人がふつうに生活することのおもしろさ、不思議さ、たいへんさ、重要さについて、共に考えていってほしい。

プロフィール

  • お茶の水女子大学理学部生物学科卒業
  • お茶の水女子大学理学研究科(修士課程)修了(理学修士)
  • 東京農工大学研究生
  • マックス・プランク行動生理学研究所共同研究員
  • 理学博士(京都大学)
  • 平成元年9月 お茶の水女子大学家政学部専任講師
  • 平成15年4月 お茶の水女子大学生活科学部助教授
  • 平成19年4月 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授
  • 平成24年1月 同教授。現在に至る

主な業績

【 著書 】

(分担執筆)
  • 柴坂寿子 (1989) 子供たちの行動戦略. 糸魚川直祐・日高敏隆編, 応用心理学講座第11巻 ヒューマン・エソロジ- (pp.166-185).東京:福村出版.
  • 柴坂寿子(1992) 子どもの遊びと社会化. 岡野恒也編, 比較発達心理学 (pp.147-154). 東京:ソフィア.
  • 柴坂寿子 (1992) 攻撃. 木下芳子編, 新児童心理学講座第8巻 対人関係と社会性の発達(pp.129-172). 東京:金子書房.
  • Shibasaka,H. & Kuramochi,K. (1999) How Japanese kindergarten children recognize the characteristic of their classmates. R.Roth(Ed.) Psychologists Facing the Challenge of a Global Culture With Human Rights and Mental Health (pp.656-662). Lengerich: Pabst Science Publishers.
  • 柴坂寿子 (2001) 幼児にとっての2つの生活の場, 無藤隆(編) 発達心理学 (pp.189-204). 京都:ミネルヴァ書房.
  • 柴坂寿子 (2003, 新版 2009)仲間文化. 無藤隆・倉持清美(編) 保育実践のフィールド心理学 (pp.22-34). 京都:北大路書房.
  • 柴坂寿子 (2004) 現場・対象者のあり方に配慮する, 無藤隆・やまだようこ・サトウタツヤ・麻生武・南博文(編), ワードマップ 質的心理学 (pp.114-119). 東京: 新曜社.
(翻訳)
  • 小原嘉明・加藤義臣・柴坂寿子 (共訳)(1982) 動物行動学をきずいた人々. 東京:培風館.(担当:pp.1-96). Thorpe, W.H.(1979), The Origins and Rise of Ethology, London: Heinemann Educational Books.
  • 日高敏隆・藤田統(監修, 共訳) (2001) ヒューマン・エソロジーー人間行動の生物学. 京都:ミネルヴァ書房. (担当:pp.113-179, pp.376-398, pp.474-498). Eibl-Eibesfeldt,I. (1984) Die Biologie des Menschlichen Verhaltens-Grundriss der Humanethologie. Munchen: Piper Verlag.


【 著書 】

  • Grammer,K., Schropp,R. & Shibasaka,H.(1984) Contact, Conflict and Appeasement- Children's Interaction Strategies. International J. of Visual Sociology, 2, 59-74.
  • 森下はるみ、藤森 守、柴坂寿子 (1985) 幼児の遊びと生活における運動特性-活動量の高い幼児の事例, 体育科学, 13, 146-157.
  • Shibasaka,H. (1987) Children's Access Strategies at the Entrance to the Classroom. Man-Environment Systems, 17, 17-31.
  • 森下はるみ、佐々木玲子、藤森 守、柴坂寿子 (1987). 自由遊びにおける幼児の運動特性-遊び能力の高い子供と低い子供, 体育科学, 15, 158-169.
  • Shibasaka, H.(1988) The Function of Friends in Preschoolers' Lives: At the Entrance to the Classroom. J. of Ethology, 6, 21-31.
  • 無藤隆、倉持清美、柴坂寿子、田代和美、中島寿子、柴崎正行 (1993) 園環境は子どもにとってどんな意味を持つか. 保育学研究, 31, 113-122.
  • 倉持清美、柴坂寿子 (1994) 園生活の仲間関係と降園後の仲間関係, 保育学研究, 32, 36-41.
  • 倉持清美、柴坂寿子 (1996) 幼稚園生活を通した子どもの変容-ある問題を抱えた子どもの事例から. 保育学研究, 32, 36-41.
  • 倉持清美、柴坂寿子 (1998) 園生活の中で話される家の行き来話題の機能. 日本家政学会誌, 49, 761-768.
  • 柴坂寿子、倉持清美 (1999) 園生活の現実としての仲間と仲間文化-ある幼稚園児の事例から. 子ども社会研究, 5, 109-123.
  • 倉持清美、柴坂寿子 (1999) クラス集団における幼児間の認識と仲間入り行動. 心理学研究, 70, 301-309.
  • 柴坂寿子、倉持清美 (2003) 園生活の中で泣きが多かったある子どもの事例-園における個人史と変容-. 質的心理学研究, 2, 139-149.
  • 倉持清美、柴坂寿子 (2003) 仲間遊びに対するある園児のイメージの変容. 乳幼児教育学研究, 12, 1-9.
  • 柴坂寿子、倉持清美 (2009) 幼稚園クラス集団におけるお弁当時間の共有ルーティン―仲間文化の形成と変化. 質的心理学研究, 8, 96-116.

学会社会活動

【 委員他 】

大学共同セミナー委員、日本発達心理学会編集委員会、日本家政学会会誌編集委員会、後楽幼稚園学校運営連絡協議会委員、家庭裁判所調査官養成課程講師、日本家政学会関東支部役員、日本乳幼児教育学会編集協力者

【 所属学会 】

日本動物行動学会、国際人間行動学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、日本保育学会、日本家政学会、日本心理学会、日本子ども社会学会、日本乳幼児教育学会、日本質的心理学会

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